2012年3月2日金曜日

今週のアリタキ植物園  2月26日

日に日に春の兆しが現れてきます。ウメは相変わらずまだ開花が見られませんが、ツバキが始まりました。そろそろ、また園内に春をみつけに訪れませんか。


今が旬!

サルココッカ 他ではあまり見かけないけれど、園内にはたくさんある木です。香りも楽しんでください。





ナギイカダ 葉っぱの上に花がのっかっているような不思議な花です。小さいので、よく探してみてください。




キチジョウソウ 花は、あれ程たくさん咲いていたのに、結実するのは少ないようです。 


ナギ 熟しました。今年はたわわに実っています。



花芽と葉芽
冬芽が膨らみだし、地面からは芽が顔を出してきました。

フッキソウ



フキ 蕗の薹は春の訪れを感じさせますね。



クリスマスローズ この茎が伸びると、花が咲きます。



 カミヤツデ 綿毛のようなものに包まれています。


サンシュユ 黄色い花がほころびかけています。


オオカナメモチ 芽生えの頃は芽鱗の赤と若い緑の色合いがきれいです。




 

ツバキいろいろ
再びツバキが咲き始めました。これから、たくさんの種類のツバキが時期をずらして次々と咲きます。楽しんでください。

太郎冠者(タロウカジャ) 今、最も見頃です。太郎冠者とは、狂言で主人の召し使いとして登場する最初の人物なのだそうです。 転じて、他より早く咲くからなのだとか。


紺侘助 


ヤブツバキ


平戸大藪 


加茂本阿弥 


ローズ・スーパーパーマソティアーナ・ルブラ 


角葉白玉


京牡丹


その他のツバキ 





番外編
先日のフクロウは一週間程入院して、無事お医者さんの放鳥許可が出ました。今頃、久伊豆神社の樹木の中にいるのでしょうか。

2012年2月24日金曜日

今週のアリタキ植物園  2月19日

例年より寒い今年ですが、少しずつ少しずつ芽吹いてきています。そんな中、アリタキではちょっとした事件がありました。

開花と芽吹き

サルココッカ 枝先から開き始めました。近いうちに、良い香りも放ってくることでしょう。



ツバキ(板筆) まだまだまばらに咲いている状態です。



ウメ 今週もまだ花が開くまでに至りませんでした。でも、かなりつぼみは膨らんでいますね。



バイモ





冬芽
今回は冬芽をご覧いただきます。ただ、高木が多く、観察できない芽が多いのが残念です。人面葉痕?!にもっと出会えるかと期待したのですが。もうすでに開いてきた冬芽もあります。

ホオノキ 葉や花同様、冬芽も大きいです。うろこ状のタイプではなく、一枚の皮で包んでいるようです。




オオカナメモチ



アブラチャン 以前にご紹介した時と、あまり変化ありません。丸いのが花芽、尖っているのが葉芽で、それぞれ分かれています。



オンツツジ 芽鱗がきれいです。この中から花と葉が出てきます。


シダレカツラ 小さい赤い芽はイロハカエデと似ています。



トチノキ 芽鱗には樹脂がついて少しネバネバしています。虫害から守っているらしいです。葉痕が子供の顔みたいですね。




チャンチン


ハクモクレン 冬芽を覆う白い毛がキラキラしています。寒さからもしっかり守ってくれそうです。


ヒメサザンカ だいぶ膨らんできましたが、花開くのは来月に入ってからでしょう



ミズナラ


ニワトコ 葉が現れてきました。




フクロウ!!!
園内でフクロウが捕獲されました。カラス除けの糸に羽が絡まり、宙吊りになっていたのを、居合わせた植物園のボランティアが見つけ、救出したものです。生きていると知った時は、皆大喜びでした。それにしても、かわいらしいこと。この後、お医者さんに連れていかれました。

絡まっている糸をほどいているところです。おとなしくじっとしていました。


眩しいのでしょうか・・

大きな目を時々パチクリさせ、じっとこちらをみつめていました。

2012年2月12日日曜日

今週のアリタキ植物園  2月11日

寒い日が続きます。園内も相変わらず寒々しいですが、地面からは芽が顔を出し、堅く閉じた木の芽も膨らんできています。
とはいえ、今週もあまり大きな変化が見られないので、普段あまり目を向けない樹木の肌をご覧いただきましょう。葉、花、実だけでなく、たまには樹幹も見てみませんか。勝手な判断で幾つかのタイプに分けてみました。


ツルツルタイプ
一見してツルツルスベスベのタイプです。

シマサルスベリ ご存知サルも滑るという木肌です。皮を剥いたようですね。



ヒメシャラ 一際光って目立ちます。



滑らかタイプ

皮目はあってもあまり目立たず、滑らかに見えるタイプです。

ツバキ(光明) ツバキ類はこんなふうに、幹がツルンとしています。




ムクロジ きれいな細かい筋目がありますが、総じて滑らかです。




 モチノキ




アブラチャン



イスノキ 皺があって、ゾウの肌のようです。




 イボイボタイプ
ボツボツした皮目が気になるタイプです。

クサギ



ゲッケイジュ


センダン ちょっとオシャレな色合いです。老木になると、これとは違った樹皮になります。




 ソシンロウバイ 



ブラジルマツ 黒くて大きなゴツゴツが厳めしいです。



キンモクセイ





パッチワークタイプ
うろこ状に模様ができるタイプです。

ケヤキ


アキニレ  ケヤキと似て言いますが、うろこ状の模様に茶色い点々が個性的です。


 ナギ 石のよう・・




縦筋タイプ

縦の筋が目立つ木です。筋目がきれいです。

ユリノキ 



 ノーザンレッドオーク 


 ギンヨウボダイジュ 美しい筋目にみとれます!



アオダモ 一部網目模様になっています。



彫り深タイプ
深い割れ目が入るタイプです。

アベマキ ごっつい樹皮の中にはコルクが詰まっているそうです。



アカマツ 深い割れ目が風格を感じさせます。


カンレンボク




マルバチシャノキ ワニの背中のようです。こちらもコルク質だそう。




剥がれるタイプ

ウグイスカグラ




イヌガヤ 他に、イチイやヒノキなどの針葉樹もこれと似ています。




グリセウムカエデ 



フェイジョア


 ヒッコリー この剥がれ方は豪快です。

 
 トウカエデ 




その他

ヤクシマオナガカエデ 緑の木肌にひし形の模様。すぐ見分けられそうです。



ご紹介したのはほんの一部です。木肌は、樹幹の部位や老若の度合いによっても違ってきます。
ご自分のお好みの樹皮をみつけてみてください。



もうすぐ旬!

去年の今頃見られたウメやサルココッカの花がまだ開きません。来週はご紹介できることを願います。
ウメ